高台に住む 子供が自転車に乗れない・乗らない可能性を考える

自転車に乗れない人がいる…と聞くとびっくりする人もいるかもしれません。

高台に住んでいると、自転車に乗る機会がそもそもなかったりするんですよね。

子供時代に住む場所・大人になって住む場所、いろいろ変わると思いますが、平地と高台では生活スタイルも変わります。

自転車は普段必ずしも乗らなくていいものですが、乗れた方がいいと思ったエピソードも書いてみますね。

 

自転車に乗れない人に会って衝撃を受けた

平地育ちだと自転車に乗れない人がいることが理解できなかった

私が大学生のとき、自転車に乗れない同級生に初めて会いました。

話を聞くと、その兄弟も自転車に乗れないそう。

私は幼稚園の頃、補助輪なしで自転車に乗れたのが遅いほうでバカにされたこともありました。

小学生から高校生までの間は、自転車はお金をかけずに自分の行動範囲を広げることのできる生命線のようなもので、乗れることが当たり前と思って過ごしてきました。

 

後からわかったのですが、自転車に乗れない同級生の自宅は、夜景がとてもきれいに見えるような高台にあるとのこと。

自分の想像力のなさから、相手の生活までイメージできていませんでした。

自分も高台に住んでみて、自転車に乗らなくなる

自転車どころかベビーカーも不向き

山を切り開いて住宅地にしたような高台に住んでみて、初めてわかったことですが…

東西の移動なら、ベビーカーでもかろうじて大丈夫でした。

ですが南北の移動、山を降りていくような傾斜になると、ベビーカーを使うのがこわいんです。

幼稚園~小学生くらいの子供は自転車に乗っていた

いくら高台で坂が多いといっても、幼稚園児くらいの年齢で自転車なしという生活は考えにくかったです。

誕生日やクリスマスに子供は自転車を欲しがったし、まわりの友達も普通に自転車を持っている状態でした。

住宅地内なら南北は思いきり坂でしたが、東西なら乗れないこともありませんでした。

 

高台の暮らし 子供でもだんだん自転車に乗らなくなる

自転車で10分もかからないような距離、住宅地内の友達の家に行く、習い事に行く等…なら小学生の子供だったら自転車に乗っていました。

しかし高台の住宅地は、山(といっていいのか?)を下りないといけない用事がたくさんあります。

買い物・銀行・病院・美容院・塾…これらが住宅地内で完結するところは少ないでしょう。

子供の成長につれ行動範囲が広くなると、結局親が車で送迎をすることになります。

中学以降は子供が電車に乗る機会も増える

公立中学校は小学校よりも通学範囲が広くなりますが、遠いイコール自転車通学とは限りません。

通学路に危ない道が多ければ、バスや電車通学という場合も出てきます。

 

ずっと平地で便利な場所に住むとは限らない

逆パターン 高台から平地へ行ったときのギャップ

我が家の子供1は、小学校低学年のとき、坂でブレーキがうまくかけられず自転車から落ちてケガをしたことがありました。

それが原因で、それ以降ほぼ自転車に乗らなくなってしまいました。

 

あるとき、家族で山口県萩市へ行ったときのこと…

観光地をまわるのに、「レンタサイクルで行こう」と言ったのですが、

子供1と2ともに、「できれば(自転車に)乗りたくない。自信がない。」と答えたのです。

ええーっ、こんな平坦な道なのに!?

と思ってショックでした。

萩市の観光地は自転車でまわるのにちょうどいい距離間だったからです。

 

自転車に乗れない人は原付に乗れるのか?

高台に住んでいると原付のニーズが高い

yahoo!知恵袋で見た知識で恐縮ですが、自転車よりも原付に乗るほうが簡単のようです。

ですがケガ防止などを考えると、自転車は乗れたほうがいいですよね。

 

私はペーパードライバー約8年ののち、必要に迫られて車を運転するようになりました。

大人になってから住む場所で、自転車に乗れたほうが小回りがきいていい場合が出てくることもあるでしょう。

ケガのダメージは大人のほうが大きいように感じるので、自転車は子供時代から乗れたほうがいいとは思います。

我が家の子供達も決して自転車に乗るのが得意とはいえないのが悲しいところですが…

 

私自身、子供時代には気づかなかったこと、自転車に乗る生活が当たり前でない場合もあることを書いてみました。

 

 

 

コメント

  1. はづき より:

    こんばんは。
    私は長く(中学生まで)自転車に乗れませんでした。自転車は練習をしないと乗れるようにはならない。逆上がりとか、水泳とかと一緒ですね、子供にとっては。
    私は自転車に乗れなかったことがコンプレックスだったので、子供には早くから練習をさせました。
    幼稚園の頃には、私が苦手かつ必要だと思っていた自転車と水泳は叩き込んでおいたんですよ(笑)。
    今でもそれは凄く良かったと思います。自転車の次には一輪車にもすぐに乗れるようになり、こういう身体で覚えることは体幹も鍛えられます。そしてこういったことは、親が早めに教えておくべきだと。私の母はおっとりした人で、私に何かを強いるような事は全くといっていいほど無かったんです。
    今は電動アシスト自転車もありますので、私も坂道が多いところに住んでいますが昔に比べると楽になりました。
    車に直ぐに乗りがちですが、気候のいい時には自転車で買い物に行ったりしています。

    • ゆり子 より:

      はづきさん、コメントありがとうございます。
      自転車・水泳・逆上がり等、習得に適した年齢ってありますよね。
      子供の自尊心にも関わるので、やはりできたほうがいいかなと思います。
      お子さん、一輪車に乗れるのはすごいですね!
      今、自宅には大人用の自転車がないのですが、気候のいいときは自転車に乗る生活がうらやましく感じます。